Story
アパレルの世界に二十年あまり。企画から仕入れ、生地選びや製造の打ち合わせ、そして販売まで、ひと通りを自分の手でやってきました。なかでも長く立ってきたのは、お客様と直に向き合う売り場です。
数年前、コロナ禍をきっかけに事業をとりまく環境が変わったとき、以前から心にあった思いがはっきりと形になりました。「自分が本当に着たい服を、自分で作りたい」。それが、金沢の隣、野々市の小さなアトリエのはじまりです。
長いあいだ50代以上のお客様と接するなかで、その好みがわかるようになりました。そして自分自身もその年齢になり、今は実感として「心地よい一枚」がわかります。そんな服を、これからも作っていきたいと思っています。
Conohairo — 春夏

草木染には、製品染めの澄んだ色とはまた違う魅力があります。淡くてはかなげで、それでいて美しい色。その色合いを、近江晒や馬布などの素材と組み合わせ、自分でデザインした服に仕立てています。
Lagrima — 秋冬

もともと寒がりで、歳とともに寒さがこたえるようになりました。「軽くて、暖かくて、何年も着続けられるものが欲しい」——そう思って出会ったのが、アルパカ・カシミヤ・ヤクなどの厳選素材のニットです。普段使いの温かさを、丁寧に選んでお届けします。